泣ける海外映画・洋画⑤

パーマネント野ばら

原作は西原理恵子のカラー漫画。とある漁が盛んな村にひとつだけ経営している美容院「パーマネント野ばら」主人公のなおこは離婚して娘のももを連れ母が経営するパーマネント野ばらがある実家へ帰郷しくらしていました。美容院では日々様々な恋愛話をして盛り上がっていた。

この「パーマネント野ばら」が泣ける理由は女性のリアルな恋愛事情をこれでもかと描いており主人公のなおこの好きな相手に必死に淋しいと訴えかけるシーンは只々やるせなく切ないく男の私も泣いてしまいました。終始切ない作品です。

はじまりの街

夫のDVから逃れて息子のヴァレリオを連れてローマを出たアンナは、親友のカルラを頼ってトリノへとたどり着きます。新しい場所での新たな生活の始まりに戸惑いながらも、成長していく少年と優しく見守る母の絆を描いています。

アーチ橋やポー川をはじめとする、歴史や文化を感じることができるトリノの風景が美しさ溢れていました。アンナとヴァレリオの揺れ動く葛藤や喜びとともに、季節の中で色合いを変えていく街並みには胸を打たれました。

ハンガーゲーム

自分の出身地区から代表選手として選ばれると、命をかけて戦う。富豪達の遊びのために戦い、サバイバルを繰り広げる。自分大切な人を守るために戦う者や、幼い兄弟、故郷の為にたたかうものもいる。その中でも仲間を作ったり、みんなで生き抜く為に協力したりする。

大切な人を守る為に自分が犠牲になったり、自分に協力してくれた人達が身をもって犠牲になってくれたりして、邪悪な政府や富豪に立ち向かっていく様や、人間愛などがグッとくる。大切な人をもつ人にとっては怒りと悲しみを両方味わう作品です。

ビューティーインサイド

寝て目が覚めたら日々体が変わってしまう主人公キムウジン。ある日は老人に、ある日は若い女性に、ある日は幼い子供に。性別も年齢も日々変わってしまう主人公がある1人の女性に恋をし、変わった体質の自分を受け入れてもらいながら関係性を築いていく優しい愛の物語。

自分の意思ではどうにも出来ない外見。見た目に関係なく内面を見てありのままの自分を愛してほしいと願う主人公の切実な思いが実るクライマックスシーンに感動したから。人と人が愛情で繋がることの美しさを感じられるから。

ファミリー

両親と子供7人が仲良く暮らしていました。楽しく、平凡に田舎暮らしです。しかし母親が子供達を残して亡くなってしまいました。同時に父親が失業してしまい生活がどんどん出来なくなっていきました。
そして1人、1人、ともらわれていってしまいます。父親はただただ呆然と見ているだけです。無邪気に手を振って子供は1人ずつもらわれて、毎回涙でいっぱいで送り出していましたがとうとう父親は1人取り残されました。
月日が経ち、やっと暮らしていた父親に死期が近づいて来ました。父親が目を閉じて昔の生活や子供達を思い出していると、草原の向こうから、当時のままの子供達が全員で父親に走り寄って来ました。あぁ…子供達を抱き寄せるために目を開いた父親。誰もいないのです。草原が続いているだけでした。

本当に悲しい物語でした。子供一人一人の描写も切なく涙が出るところでしたが、大事な子供達を1人ずつ養子に出す父親の涙が本当に辛かったです。最後の1人がもらわれていってしまう時、父親は声を出して泣きます。映画館にいた全ての方の嗚咽が聞こえました。

フェノミナン

(賢くはないけれども)真面目に生きてきた正直でぼくとつな青年が、ある日と突然 天才的な頭脳の持ち主になります。椅子を制作する職人の女性と恋に落ち、その女性の子どもとも良い関係を築きますが、実は病気だったと言う話です。

素朴な青年がある日突然、天才になり、好きな女性とも上手くいき、順調に思えたけれども、実は病気で もう長く生きられそうもない、そんな男性と女性が、最後に大切なのは愛だと気づくところが感動的でした。ジョン・トラボルタの演技が良かったです。

フォレスト・ガンプ

IQの低い主人公フォレスト・ガンプが経験する様々な出来事を、彼の視点を通じて見てゆく。幼い頃からの親友であり、絶対の信頼を置くジェニー、ベトナム戦争、卓球での活躍、ジェニーとの結婚など、時代を象徴する出来事と共に、フォレストの過ごした半生を描く。

映画に求めるエンターテインメントの要素を全て兼ね備えている。脚本の素晴らしさ、キャラクターの奥深さ、アメリカで実際に起きた事件や出来事と主人公との絡め方、そして完全な悪役を出さない良心的ドラマとして仕上げているところに、何度繰り返し観ても飽きない、感動を得られる素晴らしい作品に仕上がっている。

フューリー

第二次世界大戦下、ナチス・ドイツとの最後の戦いに臨む連合軍。新兵であるノーマンは、ドンが車長を務めるシャーマン戦車「フューリー号」に配属される。
戦闘経験が無くドイツ兵を殺すのに怖じ気づくノーマンだが、ドイツ兵の残虐さに徐々に気付き始め、関係を持った女性の死によってこれが戦争だと実感する。
そんな最中、ドン率いる戦車小隊は拠点の防衛を命じられ出動するが、敵戦車との激戦による仲間の死、無線と戦車の故障により最前線で孤立無援となってしまう。押し寄せるドイツ兵との激しい戦闘の末、ノーマンは戦死した仲間を残して戦車から脱出するも、若いドイツ兵に見つかる。しかし、かつてノーマンがそうしたようにドイツ兵は上官に報告しなかった。翌朝、後続部隊に救出されたノーマン。彼にかけられた言葉は「お前はヒーローだ」だった。

戦争という悲惨な状況のなか、現実から逃げようとするノーマンとそんな彼を見下す仲間たち。
徐々にノーマンの考えが変化し、ようやく仲間との友情が芽生え始めたかと思った矢先の仲間との別れ。
自分たちにはどうにもする事ができない現実と、そんな中に芽生えた男の友情に感動し、泣いてしまいました。