泣ける海外映画・洋画⑦

ミリオンダラー・ベイビー

貧しい女性がプロボクサーになり、着実に勝ち進んでいきます。支える老コーチとの間に、男女の恋愛感情とは又違った絆のようなものも生まれます。しかし彼女は試合での負傷がもとで寝たきりとなってしまいます。死を望む彼女に、老コーチが葛藤の末に自殺幇助をして、物語は終わります。

泣ける映画と言っても、感動の涙、カタルシスの涙では無い、どちらかと言うと重い映画ですが、それ故に観たあとも長く記憶に残ります。地味な映画で、派手なシーンはなく、淡々と進みますが最後まで見せてくれます。繰り返し観るようなタイプの映画では無いと思いますが、1度は観ても損の無い映画と思い、挙げました。

モアナと伝説の海

南国の島で酋長の娘として生まれた娘、モアナが、海の平安を取り戻すために、英雄マウイとともに盗まれた心を女神に返しに行く、海洋ロマン冒険物語。彼女の成長とともに、マウイの心の傷が癒されて行くところも見どころ。

近年のディズニー映画で一番ワクワクして、泣ける物語だったから。
大自然や波と戯れるシーン、音楽、全てが美しい。おばあちゃんの孫を思いやるシーンや、最後まで襲いかかってくる困難を乗り越えて、やっと訪れるクライマックスでは涙必須です。

ユー・ガット・メール

インターネットという仮想空間で出会った二人はメールを交わすうちに惹かれ合います。しかし、お互いが誰かを知らない二人は実生活では商売敵、いつも喧嘩ばかりしています。しかしメールの関係はそれとは全く逆にどんどん気になる存在になって行くのです。そして最後はついに二人は仮想空間から飛び出して顔を合わすのです。その時には仲が悪かった事も忘れる程愛し合っていたのでした。

この頃私はちょうど同じようにネットで知り合った彼女とメールだけの関係を続けていたので妙に感情移入しましたね。ネットの文字に恋をするというのはある意味仮想現実みたいなものですが、それも一つの恋の仕方なのだと思いながらこの映画を見た記憶があります。

ライフ・イズ・ビューティフル

ナチスの強制収用所に拘束されたユダヤ人親子が、希望を捨てずに生き抜こうとするヒューマンドラマ。残酷な強制労働の実態を息子に悟らせないようにと、最期までユーモアを貫き通す父親の姿が印象的な作品。ホロコーストにユーモアを交えたことが問題にもされた名作品。

子供に希望を持たせようとする父親の努力にやられました。最初はユーモアに笑いを誘われますが、次第にそのユーモア自体にむなしさや悲しさが感じられるようになり、笑って見ていられなくなりました。最後にアメリカ軍の戦車が到着するシーンに涙腺が崩壊しました。

ラブアクチュアリー

クリスマス前に起こった、大統領と一般人の女性のラブストーリー、精神的に介護が必要な弟をもつ姉の家族愛、小学生の小さな男の子の初恋など、19人の群像劇のラブストーリー。
恋愛だけではなく、それぞれの物語に友人、家族、仕事仲間など、たくさんの愛が溢れています。

初めてこの映画を見たのは大学生のときでしたが、映画館を出てからとても幸せな気持ちになったのを覚えています。それからも12月になるとこの映画が見たくなります。
ヒューグラントなど出演者もみんな素敵で、とてもハッピーになれる映画です。クリスマスにぴったり。

ララランド

ロサンゼルスでジャズピアニストであるセバスチャンと女優になる夢を持つミアが出会い、恋に落ちた。目指す夢を叶えるためにお互い応援しているが、夢を実現する途中に2人の恋に危機が迫っており、難しい選択をせざるを得なかった。

私はこの映画を観るとき、とても共鳴を感じました。自分も夢に向かって頑張っているのですが、そのために犠牲になったものも多かったです。なので、この作品を観る時、ヒロインに代入してしまい、自分が愛する人のことを思い出し、悲しくなって泣きました。

レ・ミゼラブル

貧しい家族を養うためにやむを得ずパンを1つ盗んだ為に19年監獄に入れられたジャン・バルジャン。前科者である彼は出所したのちも人々の悪意によって宿さえとれず、人間不信を強めていく。唯一彼を快く泊めてくれたミリエル神父の家から銀の燭台を盗み、また警察にとらえられたジャン・バルジャン。そのとき彼は世界のすべてを恨んでいた。彼はミリエル神父の前に引き立てられた。

この映画を見れば、世界は政治家や軍人が動かしているのではなく、目に見えない人々の善意によって支えられていることがわかる。
ジャン・バルジャンが市長の座を放り出して老爺を救い、コゼットを引き取り、自分を追いかけていたジャベールを助ける行為こそ、人間が人生において為すべきことだと思う。

レオン

家族を皆殺しにされた少女(ナタリーポートマン)が男(ジャンレノ)とともに家族を殺した犯人たち(ゲイリーオールドマン)に復讐するという映画。ヒロイン、ナタリーポートマンの映画デビュー作。不器用に生きつつ、悲哀を帯びたジャンレノのラストシーンに涙。

初めて一人で映画を観に行ったのがこのレオン。とても美しく、儚げな印象を私に残したナタリーポートマンや狂気がほとばしる凄まじい演技を見せたゲイリーオールドマンなどの俳優さんたち。20年以上前に見たこの映画以来、ずっとファンでいる。悲しすぎるナタリーポートマンの少女とジャンレノ演じる男の別れが本当に悲しすぎます。有名な映画ですが、私にとっては唯一無二の映画です。