泣ける海外映画・洋画⑨

最強の2人

全身が動かない大富豪と介護役に選ばれた貧しい青年が友情を深めていく物語。周囲の人々に気を使われるのが嫌な大富豪とその大富豪を特別扱いせず、どちらかというと障害者で遊んだりするような面がある青年ですがお互いに本音でぶつかり合ううちに真に友情を育んでいく実話です。

大富豪の特別扱いされたくないし他人に心を閉ざしてしまって誰も信じれない、そんな状況から富豪に対して青年が容赦なく踏み込んでいくこんなストーリーはフィクションだったらよくありがちですが、実話であるということ。実際に映画の終わりに現在の2人についてもテロップの場面で流れるのも印象的で作り物ではないところが感動しました。

最高の人生の見つけ方

ガンにおかされた自動車工場のおじいさんと同じ部屋になった大企業のおじいさん。余命いくばくもない、価値観もちがった2人が出会い、最初は反目してあっていたが、人生の再構築を2人で出会い、そして大事なものを見つけていく。誰しもが光るものをみる人生のお話。

最初に見たときすっと話に引き込まれ、自然と涙が溢れてきた。
人生っていうものは最後の瞬間で決まる。そんなことはまだまだ若輩者である
自分にとっては先の話だし、現実感のない話のはずなのに、あんなにも温かい、そして幸福に満たされた気持ちになれたのは人生でこの作品が初だった。

私の中のあなた

姉の白血病を治すために遺伝子計画を行い出産された妹。幼い頃から骨髄提供や様々な検査を姉を救うために両親からの願いでされてきたけれど自分の意思を持つようになり凄腕の弁護士を雇い両親を相手に裁判を起こし、その中で家族のかたちや愛を知れる感動映画です。

同じ病を抱える男の子と恋に落ちるシーンや姉を救うためには家族の意見を聞かない母の娘への大きな愛情、家族を取り巻く環境や気持ちの変化、すべてにおいて温かな愛と家族の深い絆を感じられる涙なしでは見られない映画です。

私の頭の中の消しゴム

妻が若年性アルツハイマー病を発症し、今まで夫婦ふたりで作ってきた思い出が徐々に妻の記憶の中からなくなってしまいます。そのような状態の中で夫が様々な困難にあいながらも妻を愛し続けていくような悲しくも愛に満ち溢れるような物語です。

実際に起こる可能性がある病気が劇中に登場し、主人公の立場に自分がなってしまった場合、どうするであろうかと考えてしまいかなり感情移入してしまいます。また、個人的な話ですが妻に対してイライラした時もこの映画を見るとふたりの時間を大事にしていこうと考えることができる物語です。

心の旅

ある晩、主人公の弁護士の男がコンビニで銃弾を受け、記憶喪失になる。そして記憶だけでなく性格も全く以前とは違う人間になり、今までの傲慢、自分勝手な男が優しく思いやりのある男に変わってしまう。そのため冷え込んでた家族とも仲を取り戻す。しかし、記憶があるきっかけで戻ってしまう。

この映画の最大魅力は記憶をなくし性格も変わった男が、記憶が戻ったときどんなに自分が悪い人間だったか、弁護士としても夫としても父親としても最低な人間だったと自己反省し、まっとうな人間として再生していく点にある。人というものはなかなか自己を反省することはできない。だからこそ、新しく生まれ変わろうとする姿に涙してしまうのだ。ぜひ見て欲しい。

世界一キライなあなたに

奇抜な発想力と個性で周囲から変わり者と言われるヒロインのルー。貧しい家族の稼ぎ頭でもあるのにバイト先のカフェが閉店してしまい、路頭に迷った彼女が高報酬目当て見つけたのは半年限定の介護職。面接を取り付けて向かった先にいたのは、スポーツマンだったものの事故で半身不随になってしまい車椅子生活となった青年実業家のウィルだった。人生に悲観していたウィルだが、ルーの明るさによって徐々に心を開き惹かれて行く二人。だが契約期間の”半年”に隠された本当の意味は…。

最初は邪険に扱うものの、少しずつ距離が縮まっていくルーとウィル。そこで二人がくっついて以後は幸せに暮らしました。と言うオチかと思いきや、半年後には確実な別れがあり、それをルーもウィルも受け入れてるのが辛くて号泣でした。自分はここでお別れだけど、ルーには家族に縛られず思い通りの人生を歩んで欲しいと願い、残していった数々のウィルの優しさ。ウィルの思いを尊重し愛するウィルを送ったルー。どちらも切ないのに、ラストショットのルーの姿には晴れ晴れとした気持ちにエンドでした。

生きてこそ

ラグビーチームと家族を乗せた飛行機が山脈に墜落し、72日間の生存者の生き残りを賭け生還するまでの日々を描いた作品。人としての道徳心や宗教観念までにわたり、極限の世界で人はどう選択し生きていくのかがリアルに描かれている。

レンタルというものが世間に知られ、映画にハマり始めた時に、姉がレンタルして来た作品でした。夜真っ暗な部屋で1人で鑑賞したのですが墜落や死者という悲しい点もありますが、生存者の鬼気迫る演技で自分がそこにいるかの様に吸い込まれました。生還するまでの生活が壮絶過ぎて映像が今でも忘れられません。悲しさと辛さと安心の泣けた映画です。

素晴らしきかな人生

仕事も家庭も順風満帆だった男性が、息子の死をきっかけに気力を失い人が変わったようになってしまう。見かねた同僚が、彼に「時間、愛、生」を取り戻してもらおうと、3人の役者にそれぞれを彼の前で演じさせる。何も知らない彼は、役者たちを本物と信じ、真摯に向き合い、自分を取り戻していく。

主人公の男性が通う、子を亡くした親のコミュニティにいる女性とのやりとりが切ない。ラストでは、その女性が息子の死後に別れた妻だとわかる。夫婦で同じ悲しみを共有しながらも一緒にはいられず、息子の死を受け入れることでやっと一つになったという展開は、他人と心を一つにできることの尊さを痛烈に感じさせる。